OKAMOTO
LABORATORY

東北大学多元物質科学研究所
ナノスケール磁気機能研究分野
岡本研究室

当研究室では磁性材料の研究を行っています。磁性材料はスピントロニクスや永久磁石の研究が有名ですが、実は現代社会の電気機器・情報通信・再生可能エネルギーなど、多くの技術分野は高機能な磁性材料によって支えられています。AIサーバーの電力問題やカーボンニュートラルなど、近年の社会課題の解決に重要な役割を果たしているのも磁性材料です。このような磁性材料の多様な機能性は、すべてナノスケールでのスピンの振舞いにより発現するものです。つまり、ナノスケールでの磁気機能解明と高制御化が、多くの社会課題の解決に寄与する高機能磁性材料の開発に繋がり、その結果としてより良い未来社会に貢献できると信じて研究を進めています。
私たちは、このような観点の下で、国内外の多くの研究機関、企業とも共同研究を実施し、高機能な磁性材料の創出を目指しています。